筐体の製作・改造

今回のO2改造に際しては、オリジナルの筐体をできるだけ生かす計画でいたのだが、背面パネル等の候補を模索しているうちに筐体の大半を他のマシンから流用する結果となってしまった。実際に用いたのはIBMのAptiva Eシリーズの筐体である。Micro ATX用の筐体であるが横幅はぴったりではないもののO2のオリジナル筐体とほぼ同じような横幅であるためなんとか流用できるのではないかと考えた。もともとMicro ATX用ということもあり、PCIスロットの数も異なるため筐体の底部を切り取って高さ調整をする必要がありそうであるが、今回は底部を切り取らずにそのまま使った。このため、CD−ROMドライブ用シャドウベイを除いた筐体トップの高さが予定よりオーバーしてしまい、結果的にオリジナルのCD-ROMドライブ用シャドウベイまで改造を余儀なくされる結果となってしまった。プラスチック製化粧パネルと付けると何とか見栄えはするものの筐体そのものの製作・改造の完成度は非常に低く極めて荒い仕上がりとなってしまった。マザーボードのベースステイもスロットイン方式になっていないため、パーツの組み立てに際しても一定の順序に従って組み立てなければ他のパーツが付けられないというなかなかパーツ交換には苦労の多いマシンに仕上がった。

 

IBM Aptiva Eシリーズの筐体の上部と前部を切断して加工したO2用改造筐体。FlexATXマザーなら入るがMicroATXは入らない。 筐体上部及び前部の様子。標準搭載のCD-ROMドライブは12.5ミリ厚の薄型DVD,CD-R,RWコンボドライブに交換している。プラスチック化粧パネルの固定具も兼ねる標準搭載のCD−ROMドライブ用シャドウベイはそのままでは高さがありすぎるので一部を切り取って高さ調整してある。
電源及びハードディスクドライブを搭載してプラスチック底面パネルに筐体を収納した様子。電源は1Uラックマウント用の300W仕様でハードディスクはノート用の2.5インチドライブを3.5インチ変換アダプタを介して接続している。 筐体背面の様子。もともとMicroATX用筐体を流用しているためPCIスロットの取り付けパネルは4つある。冷却のために8センチ角のケースファンを取り付けている。
  一通りプラスチック製化粧パネルを取り付けて組み込んだ様子。     DVD,CD-R,RWコンボドライブの開閉状態。ベゼル部分は加工し、標準搭載の開閉ボタンで開くことができるが緊急イジェクト用の穴は位置が合わないためもうひとつ別に空けてある。  
  上部天板を取り外した状態。プラスチック筐体を2本のネジで固定する。この仕様はオリジナルのO2でも同様である。     上部天板を取り付け、ドライブパネルを開いた状態。  
  プラスチック化粧パネルを取り付けた状態での背面パネル。金属筐体の露出部分は黒つや消し塗装をする予定であったが、いったん組み込んでしまうとなかなかばらす気になれない。塗装はまたの機会に。     筐体排気ファンの部分。もともと電源ファン用であったプラスチックパネルを筐体ファンの排気部分のパネルとして使っている。金属加工のあら隠しでもあるが、やはり取り付けたほうが格好いい。  
  背面PCIスロットカバー部の様子。AGPスロットの直下のPCIスロットには拡張ボードは何も取り付けずにビデオカードからの熱を逃がすための排気ファンを取り付けている。その下のボードはVWS-UGコンボカード。     O2用Video-IOの穴は結局特別な利用はしないままになった。見えているのは内臓電源の金属部。